反逆者の月

反逆者の月 (ハヤカワ文庫SF)

反逆者の月 (ハヤカワ文庫SF)

話の一番重要な部分なんだろうけれど、裏表紙に載っているし、作者もさっさと書いているからここで書いても問題ないだろう。
月というのははるか昔地球にやってきた宇宙人の宇宙戦艦が擬装したもので、そのとき、船内で反乱が起き、その鎮圧のために留まっている。そして、現在の地球人はその時の乗組員の子孫で、未だに反乱の首謀者が生きているから鎮圧しろということで主人公の宇宙飛行士が乗り出す。とここまでが冒頭部。
その先の話を簡単にまとめると首謀者達がテロリストを操って、世界を混乱させている一方、それとは別に改心した乗組員達がいて、各国政府とともに戦っていて・・・。あとはほとんど首謀者対元主人公達との集団戦。
一言でいうなら、設定が古い。ここで原著の出版を確認してみると一九九一年の作品。それにしたって古いよな・・・。
ミリタリー描写については全然分からないので、各自読んでご判断下さい。